2016年11月14日

ネットワーク関係のトラブル解決に向けて(機器説明編その2)

本業が忙しくて更新が一か月以上止まってしまいましたふらふら
前回から引き続き、家庭内ネットワーク(LAN)を構築する機器について自分が理解している内容をメモしておきます。

・無線LANアクセスポイント

無線でネットワークを組む場合に(ほぼ)必須の機器です。(ほぼ)としたのは、一応Ad-hoc(アドホック)モードやWi-Fi Directなど無線機器同士を直接接続する手段があるからなのですが、「家庭内で無線のネットワークを構築する」といった場合には結局この機器が必要になると思います。

最近は、いろんな種類の無線LANアクセスポイントが発売されていて、外観だけでそれと判断するのが難しいかもしれません。
例えば、以下のような製品があります。

whr-1166dhp3.jpgEX6100.pngmr05ln.jpgmzk-dp150n.jpgWN-G300EXP.jpg

・・・全然見た目の統一感がありませんねふらふら

さて、無線で接続するといっても、無線LANアクセスポイント単体では閉じたネットワーク(インターネット等の外部のネットワークに接続できないネットワーク)しか構成できません。無線LANに参加している機器がインターネットにアクセスするためには、インターネットに接続するための出口が必要になります。
ですので、プロバイダー(インターネット回線を提供してくれる会社)やルーター(また後で説明します)に接続するための有線LANのポートが無線LANアクセスポイントには備わっていることが多いです。

このような構成をとる関係上、ルーターの機能を有している無線LANアクセスポイントも多いのですが(というか、最近のルーターには無線LANアクセスポイントの機能が搭載されている、の方が正しいのかも)、ルーター自体がどういう動きをする機器なのかを理解していないと、これもまたトラブルに繋がりますがく〜(落胆した顔)

参考までに価格.comでは、ルーター機能の有無によって「無線LANルーター(Wi-Fiルーター)」と「無線LANアクセスポイント」、のように別カテゴリーの製品として扱われていますね。

少し前までなら無線LANアクセスポイントといえども必ず1つは有線LANのポートがあったものですが、最近は無線の中継器みたいな製品や、携帯の回線に直接接続する製品も発売されていて有線LANのポートが無いものもあります。

なお、個人的にネットワークのトラブルを一番引き起こしやすいのが、無線LANアクセスポイントというイメージがあります。例えば、

  • 無線は目視できないので、接続状況を目で見て確認できない
  • 大部分の無線LANアクセスポイントはWebブラウザで設定する必要があるのに、まずWebブラウザで接続できないなど、設定画面にたどり着けないことがある
  • 最初は設定画面を見ても、何をどう設定するのかわかりにくい (一度覚えたらそうでもないのですが)
  • かんたん設定などが用意されていることもあるが、新しく機器を追加する手順が分かりにくい (最悪、全部の機器でやり直すハメになる)
  • 先に述べたとおりルーターの機能を有している無線LANアクセスポイントが多く、ネットワークの構成をある程度自分で意識していないと、してはいけない設定をしてしまう。

などなど。
ともあれ、今回は機器の紹介だけにとどめて、また後日ネットワークの構成等についてお話しようかと思います。

この記事の中でルーターの説明もしようかと思っていたのですが、字数が多くなってきたのでまた次回に・・・もうやだ〜(悲しい顔)
posted by かにょ at 05:00| Comment(0) | ネットワーク

2016年10月06日

ネットワーク関係のトラブル解決に向けて(機器説明編その1)

私は、かなり前から家庭内でネットワーク(LAN)を構築して、パソコンや周辺機器を接続したり共有したりしています。我が家には常に複数台のパソコンがあって、周辺機器を共有するにはこの方が都合が良いからです。

ただ、ちゃんとネットワークに接続しているハズなのに、お目当ての機器が見つからない、みたいなことはしょっちゅうですふらふら

そこで、また今度トラブルが発生したときに備えて、これまでどういった方法で問題解決してきたかをメモしておこうと思います。なにぶん、忘れっぽくなっているので・・・もうやだ〜(悲しい顔)

今回は、まず基本を見直す意味で、ネットワークを構成する機器について自分が理解している内容をメモしておきます。



・LANケーブル
無線以外でネットワークを組もうとした場合には必須のケーブルです。
こんな感じの見た目です(画像はエレコムのLANケーブル)

lan_cable.jpg

けっこうケーブルが原因になるトラブルも多く、気が付けば断線していたとか、ツメが折れてすぐに抜けてしまうとか、よく遭遇しました。

また、LANケーブルには「カテゴリー」なるものが設定されており、例えばギガビットイーサネット(理論上1Gbpsの速度が出るLAN。はやいです)を構築しようとする場合は、カテゴリー5e(CAT5e)以上のケーブルを使用しないと本来の速度が出ません。

手元にあるカテゴリー5(CAT5)のケーブルを使った時には、いちおうギガビットイーサネットのハブに接続して通信することができたのですが、速度が100BASE-TX(理論上100Mbpsの速度が出る規格)相当しか出なかったです。



・ハブ(HUB)
やはり、無線以外でネットワークを組もうとした場合には必須の機器です。この機器にLANケーブルで接続したパソコンや周辺機器同士で通信をすることができます。
こんな感じの見た目です(画像はNETGEARのスイッチングハブ)

GS305_3-4Lft_Hero_Transparent.png

昔は、単純にハブとしての機能しか持っていない機器(ダムハブ)もあったのですが、最近はスイッチングハブ(単にスイッチともいう)しか売ってないように思います。

過去に、ハブの特定のポート(穴)が使えなくなるトラブルに何度か遭遇したことがあったのですが、ここ数年はその手のトラブルとは無縁です。
また、個人的には同じLANケーブルの両端を同じネットワーク内のハブに接続(ループ接続。これをやるとそのネットワーク上の通信が全くできなくなってしまいます)したことはないのですが、これは家庭内だとあまり複雑なLAN構成にする必要が無い、という面もあるのかもしれません。

あと、ハブによっては仮想LANを構築することができたりするものもあるのですが、それがトラブルになるケースはあまりない・・・というか、仮想LANを構築できるような人なら何が原因なのかが想像できる(例:設定内容に心当たりがある)と思います。



他にも、ルーターとか無線LANのアクセスポイントといった機器があるのですが、ちょっと長くなってきたので、一旦今日のところはここまでにします。
・・・本当は、今回扱わなかった機器の方がトラブルの元になることが多いんですけどねふらふら
posted by かにょ at 00:42| Comment(0) | ネットワーク